重症心身障害児の通所支援とは
「重症心身障害児」は肢体不自由と知的障がいが重複しているお子様を意味します(児童福祉法第7条第2項)。また「経管栄養、気管切開、人工呼吸器等が必要な児童」すなわち「日常生活を営むために医療を要する状態」にあるお子様が「医療的ケア児」と称されています。
障害児通所支援は、基本的な動作の練習、集団生活へ適応するための練習、地域社会との交流などの支援を行い、お子様が地域で生活して行くことができるようサポートしていくサービスです。
「重症心身障害児」は肢体不自由と知的障がいが重複しているお子様を意味します(児童福祉法第7条第2項)。また「経管栄養、気管切開、人工呼吸器等が必要な児童」すなわち「日常生活を営むために医療を要する状態」にあるお子様が「医療的ケア児」と称されています。
障害児通所支援は、基本的な動作の練習、集団生活へ適応するための練習、地域社会との交流などの支援を行い、お子様が地域で生活して行くことができるようサポートしていくサービスです。
各専門職(看護師・保育士・理学療法士等)が、プロの視点で分析し、適切なケア計画と実践に努めます。高い介護・介助技術はもちろんのこと、アイコンタクトや表情、子どもたちのサインを五感で感じとり、気持ちが通じ合うケアを大切にします。
毎月、嘱託医の定期巡回で子どもたちの様子を確認いただいています。利用者様の体調だけでなく、感染対策等の指導も受け実践に活かしています。
医療的ケアを必要とする重症心身障害児という特性から、在宅で訪問看護のサービスを併用する子どもたちが少なくありません。体調が悪い時には訪問看護のサービスで対応するなど、常に変化する体調に合わせて支援を行います。デイサービスだからできる経験と、訪問看護のサービスだからできる日常生活の支援で切れ目のないケアを提供します。
重症心身障がい児向け
児童発達支援・放課後等デイサービス
くまげら
営業日:月曜日~金曜日(国民の祝日、12/29~1/3を除きます)
営業時間:9:30~17:30 サービス提供時間:10:30~16:30
〒003-0832白石区・厚別区・豊平区・清田区・東区(一部)
江別市の一部(大麻地区)
北広島市の一部
事業所から車で概ね30分以内を送迎エリアとしています。
また、真駒内養護学校、豊成養護学校、共栄分校へ送迎を行っています。
人工呼吸器と経管栄養を使用しており、通常のデイサービスでは不安。または、他のデイサービス利用を断られてしまった。
安全な環境で同世代の子どもたちと関わり社会性を育みたい。
家族も「ほっ」と一息ついて休む時間が欲しい。
自宅以外で過ごす経験をさせてあげたい。
家事をする時間や、時間に余裕を持ってご兄弟と向き合う時間を確保したい。
産休・育児休暇が終わり、仕事に復帰する。または仕事を新たに始めるための時間を作りたい。
養護学校への進学を前に、集団の中で過ごす経験をさせたい。
※それぞれのお子様の生活リズムに合わせた食事、おやつ、水分の摂取時間に調整できます。
デイサービスに通うことについて主治医から同意が得られましたら、主治医より「診療情報提供書」と「主治医意見書」を発行いただきます。
日常のケアで注意すべき点や、体調不良や異変発生時における救急搬送の目安について意見を頂きます。
てんかん発作時の対応や頓服薬の使用など、予測される緊急時の対応について保護者様に事前に確認します。
それぞれのお子様の特徴を把握した上で、医療的ケアの基本的な内容と個別性に合わせた手技を確認します。
お子様に必要な医療的ケアについて保護者様から確認する目的で、利用開始当初は付き添い(回数につきましては、お子様の医療的ケアのスケジュール等により異なります)が必要になります。 医療的ケアの内容によっては利用日の希望に添えない場合もあり、相談しながら進めます。
お子様は床上で過ごすことが多く、施設内の清潔保持に努めています。スロープにタイヤ洗浄設備を設置し、施設到着時には車椅子やバギーのタイヤを洗浄・消毒の上、ご利用頂きます。
新型コロナウイルス感染対策への取り組みとして、レベルをⅠ~Ⅶに段階設定して感染対策を行っています(令和3年1月現在 新型コロナウィルス感染対策レベルⅡ)。嘱託医に相談しながら、日々追加・修正を行っています
また利用者様やスタッフが新型コロナウイルス感染症に感染した場合や濃厚接触者になった場合、発熱や呼吸器症状などの体調不良時への対応として、厚生労働省老健局による感染拡大防止のための留意点に準拠したもの(4分類)に加えて、社内独自のもの(6分類)を追加して、対応の取り決めをしています(新型コロナウイルス情報分類)。
月曜日は「くまげら」利用、水曜日はB事業所様利用、と複数の事業所を利用されても、すべて合算した上で下図自己負担額が適応されます。児童発達支援及び放課後デイサービスは市区町村発行の受給者証をお持ちのお子様が、1割の自己負担でサービスを利用できる仕組みです。お子様の年齢、ご兄弟姉妹の人数、世帯年収ごとに、月あたりの自己負担上限額定められています。下図にてご確認ください。
基本単位 2,098単位
指導員等加配加算 180単位
福祉専門職員 6単位
その他、必要に応じて送迎加算、上限管理加算、処遇改善加算を算定します。
基本単位 2,038単位
指導員等加配加算 180単位
福祉専門職員 6単位
その他、必要に応じて送迎加算、上限管理加算、処遇改善加算を算定します。
基本単位 1,756単位
指導員等加配加算 180単位
福祉専門職員 6単位
その他、必要に応じて送迎加算、上限管理加算、処遇改善加算を算定します。
教材費として1回あたり50円頂いています。
...その子に合わせた内容の絵本を見せることで、目の前のものに注目する力をつけます。また、コミュニケーションツールの一つとして取り入れています。
...手のひら全体で触ったり、指先でこねたり、足の裏で踏んで感覚の刺激をしながら、べたべた・ぷにぷに・ひんやりとした感触を楽しみます。
...季節を感じる、作る達成感を味わうことを目的に行っています。手のひらや指先を使って丸めたり、筆やペンを握って描いたり、一人ひとりのできることやニーズに合わせて進めます。
..."みんなで創る"ことによって制作を通してお友達への関りや意識ができるように取り組んでいます。
...お友達とのお出かけや、色々な場所へ行く経験をすることができます。これまでは、デパートでデザートを食べたり、動物園や青少年科学館へ行きました!
...七夕や夏祭り、ハロウィンやクリスマスなどの行事を行います。クリスマス会ではみんなで楽器を演奏して歌い、サンタさんから紐くじ式のプレゼントをもらいました。
契約はどのように行うのですか?
下記の書類を準備願います。事業所にお越しいただくか、ご自宅にお伺いして契約のご説明をします。
・ご家族アンケート(問診票)
・障害児通所受給者証
・診療情報提供書
・印鑑
・お薬手帳などのお薬の情報が分かるもの
昼食は出ますか?
事業所で用意は行っておりません。午前からご利用の際は食事道具(スプーン・フォーク)、昼食を持参願います。
おやつは出ますか?
事業所で用意は行っておりません。ご利用中におやつを希望される場合は、お子様が食べられる物をご持参願います。普段、経鼻経管栄養(鼻チューブ)・胃瘻等で行っているお子様で、練習としてお口からの摂取を行っている場合など、ご希望がございましたらお気軽にご相談下さい。
持ち物は何が必要ですか?
基本的に以下のものをお持ちいただいております。
・医療的ケア・日常的処置に必要な物
・緊急セット(アンビュー、予備の気管カニューレ、予備の胃ろう・経鼻胃管チューブ等)
・昼食やおやつ、水分補給に必要な物
・経管栄養に必要なもの
・薬
・着換え
・連絡ノート
お持ちのすべてに記名をお願い致します。
お薬の袋一つひとつにも記名をお願い致します。
上記以外にも、利用時間内で必要な物があればご持参下さい。
お預かりできるもの(お着換えやおむつなど)もありますので、ご相談下さい。
発熱などの体調不良で急にお休みする時はどうしたらいいですか?
急な体調不良以外の理由(家族での外出・他のデイサービスをご利用等)の場合は、ご利用の3日前までに連絡をお願いします。ご利用2日前からの欠席には「欠席時加算」算定がされます。「欠席加算」が算定されている状態で他のデイサービスをご利用すると、他のデイサービスは報酬算定ができないため、ご注意ください。
体調不良時は利用できますか?
いつもとご様子が異なる際はご相談ください。下記症状がある場合に必ず事前にご連絡お願いします。ご利用をお控え頂く場合がございますので、ご了承ください。
・発熱
・嘔吐
・下痢
・感染症が疑われるような発疹
・学校保健法で定められる感染症への感染が疑われる時
(インフルエンザ、水痘、流行性耳下腺炎、溶蓮菌感染症など)
月に何回まで利用できますか?
障害児通所受給者証に通所給付決定の内容として利用支給量(放課後等デイサービス23日/月)の記載があります。 ご利用回数は利用支給量内で任意に決めることができ、複数の事業所を併用(A事業所に10回、 残りは別のB事業所)も可能です。